バラード第1番Op.23/ショパン

 [No.1] - Apr.12,2002 -

1年2ヶ月ぶりのレッスン。
すごい久しぶりで、嬉しいんだけど緊張の方が強くて、先生のお宅に付いた時点で既に疲れてる。
でも、先生のエネルギーに出会うと、どんな時でもすごく元気になれる。

バラード1番は、CDで聴くと10分弱だけど、私が弾くと15分くらい。といっても、私の演奏ときたら
ゆっくりの部分を速く弾き、速い部分をゆっくり弾くというひどいもの。だって、ゆっくりのところは簡単(音符的には)だけど、速いところはめっちゃ難しいんだもん^^;
そしたら、思ったとおり、早速指摘されてしまった。
最初のModerato.は間が持たない上に、例によって演歌調。私って上昇音階をなんでもかんでもクレッシェンドするクセがあるみたい。よーく楽譜を見てみたら(よーく見なくても)、最初の音がアクセント、その上最初3つは押さえておいて最後の2音は2つとも5の指と書いてある。
指番号って弾きやすければ何でもいいんだと思って、細かい部分はかなり無視してたけど、音の強さによっても使い分ける必要があるんだと、今更わかりました。

真中あたりのscherzandoは、1小節の中に2拍子と3拍子が混じっていて、「フェミオラ」のリズムと言うらしい。scherzando4小節目の右手は、4分音符になっているミレドシを強く。

しどろもどろしながら、やっと終わりに近づき、最後の2ページPresto con fuoco.は完全に撃沈。
CD聴いても速すぎてどこやってるのかわからなくなる。というか、一体何がどうなってそういうメロディーになるの?って感じ。アクセントをかなりはっきりつけないとどの音がメロディーなのかわからん。というか、アクセントつけてもわからん(o_ _)oドテッ 多分、ゆっくり弾いてるかぎりダメなのね。
ここはとにかく音が出なくて悲惨なんだけど、指を立てて鋭角に突っ込む感じにすると音が出やすくなるようだ。

ああ、、、まだどうのこうの言う以前の問題です、、ハイ。。
でも、とーーーっても良い曲だから、がんばらなくっちゃ!

そう言えば、「ラ・カンパネラ」やりたいと思っていたのですが、やっぱり、どうせやるなら、もうちょっとちゃんと弾けるようになってからにしようと、先延ばしにしました。
んーーー、、、でも、「ちゃんと弾けるようになる日」なんて、果たして来るのか???


[No.2] - Jun.7,2002 -

いつもなら、弾けないところは、安全速度で音量も控え目なんだけど、今日はもうヤケ。
どんどん後の生徒さんもつまってきて、お母さん達もいて、観客多数の中、自分の限界スピードで思いっきり弾いて、間違うところも大胆に間違って、ムチャクチャ。でも気持良かった。
私って、しゃべりながら弾くクセあるんだよなぁ…「あれ?」とか「違った!」とか「ダメだー!」とか。
口にチャックが必要だわ。

最初のページのModerato.はルバートしすぎ。もっとサラっと。それに、後々フォルテになるんだからまだまだ小さく。
それにしても、どこもかしこも全部難しい曲。ページをめくってもめくっても、険しい山だらけ。
特に両手重音で盛り上がるところは弾けない〜!右手オクターブで速く動くところは、1音1音弾こうとせずにスナップ効かせて一気に弾くと、少しは弾きやすい。でも暗譜しないと無理だなぁ。
scherzandoと、Presto con fuco.は、もっとペダルを少なくしたいんだけど、テンポもっと速めないと…。ここも暗譜しないと弾けないわ。しかし最近記憶力なくて…。

ところで、今年の秋は、大人の生徒さん宅でサロンコンサートがありそう。
で、曲はゆったり弾けそうな「愛の挨拶」をリクエスト。
次回のレッスンは、「愛の挨拶」です。
バラードも、ものすごく指のトレーニングになるので、引き続きやります。

さて、いつになったらリアルタイム録音MIDI、UP出来るのでしょう…?^^;汗


[No.3] - Aug.9,2002 -

先にエルガーをやったので、あまり時間がなかったのですが、なんせ絶不調。
朝10℃位しかなかったので厚着をしていったら、札幌は蒸し暑くて、手はジットリ汗ばみ、鍵盤もペタペタしてて指がくっついて言うこときかない。いいピアノの鍵盤ってツルツル滑らないということをはじめて知りました。

例によって「家ではもっと弾けたんですぅ〜」との言い訳を、「よーくわかるよ!」と言って聞いて下さる優しい先生。最近ではレッスンの謝礼も「今日は大したことしてないから、いいから」って・・・そんなこと言っても、先生の貴重な時間を割いてるには変わりないのに、ほんとにスミマセン。。。

曲としては、もっとダイナミックに大きな音を出すこと。あとは沈没する回数を減らすことが課題です。でもたまに沈没しないで難しいところをクリアすると、逆に次の部分で疲れが出て、指がもつれちゃったりするわけで、パワーのない私には、途中休憩が必要な曲なのです。
難しいところは大体暗譜してるのですが、あちこち音が飛ぶので目の焦点が合わなくなって鍵盤がかすんでくるし・・・(~o~)

今の自分の実力ではこんなところかなとも思うのですが(なんせバイエルから再開した人なので)、もうちょっと辛抱して頑張りますです。。。


[No.4] - Sep.6,2002 -

レッスンの回数はまだ4回だけど、4月から練習してるから、「もうそろそろいいかな」と思ってたんだけど・・・。どうして家では出来たことが、先生のところでは出来なくなってしまうんだろう(T_T)

先生が来る前にひとりで手慣らししている時から、もう既に弾けない。家では暗譜していたところがまったくわからなくなり、いつも楽譜を見ないで練習していたため、わからなくなって急に楽譜を見ても、余計に頭が混乱する・・・たすけて〜〜〜〜

そんなヒドイ演奏でも、優しい先生は、「間違うのは仕方ないとして、大体いいよ」なんて言ってくださるのですが、それにしても間違いすぎ。どうも演奏が不安定で、突然止まったりするのは、やっぱり1音1音に集中していないせいなのかな・・・。毎日ただズルズルと弾いていただけでは、練習しているのにどんどん忘れていくし。この次は、練習の仕方も先生に相談してみよう・・・。

家のピアノはあまり響かないのでペダルを踏みすぎるクセがある。
Meno mossoに入る前などはしっかり離すように。
scherzandoはワルツのようにではなく、1拍目スタッカート、2拍目に軽くペダル。

後半のMeno mossoへは、その数小節前からmollを感じて気持を変えていく。
最後のPresto部分は、家では力尽きてヘロヘロになるんだけど、先生のピアノはタッチが軽いので、少し楽に弾けた(ような気がする)。ここも、ペダル踏みすぎないように。
一番最後のfffのオクターブはもっとぶつけるような感じで。(でも腱鞘炎がこわくて大胆に弾けない)

明日は某本番があるので、生徒さんたちが次々やってくる。そんな忙しいときに、しょうもない大人を教えていただいて、本当に心苦しいかぎり。
それにしても、いつものことながらプログラムを見て目が点。演奏を聴いたらもっと点になるけど・・・だって、小学生が「ラ・カンパネラ」を弾くとは〜〜〜(o_ _)oドテッ
私も、もっと気合入れてキチンと練習しなくては、あまりに恥ずかしすぎる。
子供の生徒には厳しい先生が、私には妙に優しいのでつい甘えてしまってダメだわ。
今日からはもっと集中してがんばりますっ!



[No.5] - Oct.4,2002 -

録音してみて気付いたこと。
頑張って速く弾いてるつもりでも、聴いてみたら全然速くない。それでいてグチャグチャになる。
ゆーっくり弾いたつもりでも大してゆっくりになっていない。それでいて、気持ち的に余裕がでて、少しはマシになる。
なので、今回のレッスンはゆっくり弾くように心がけてみたら、大沈没は免れた感じ。

[注意事項]
8小節目のModerato.からの2分音符のCの音が長すぎる。長くするのはせいぜい一ヶ所くらいに。あと、後半に、左手6つの上に、右手が5連符の和音でターンのようなところ。こういう、和音で速く動くところは、レガートだからといってベタベタ弾かずに、軽くスナップで飛ばす感じに弾いて、ペダルでつなげる。そうすると、とても弾きやすい。

ということで、まだまだ色々と難ありですが、この曲は、とりあえず今回で終わることにしました。
また10年後くらいに、今度は上手に弾いてみたいです。
分散和音あり、オクターブあり、スケールあり、左手も動くので、エチュード代わりに弾き続けるのもいいかも。といっても多分やらなくて、全く弾けなくなるのは時間のもんだいでしょう・・・^^;


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