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らりらヴァイオリンです。制作はラベルによると Itaria Cremona T.Rirardo Ylerrera Sato となっています(クセ字なのでスペル読み間違ってるかも)。 ヴァイオリンの名器、ストラディヴァリやグァルネリ等はすべてクレモナで制作されたもので、150年前くらいのものが最も良い音がするといわれています。 ヴァイオリンの善し悪しを見極めるのは非常に難しいです。湿度により音の出方がまったく変わってくるので、イタリア旅行のついでにクレモナでとっても良い音の出る楽器を買ってきたとしても、日本の湿度では悲惨な音に変貌してしまうこともよくあるようです。(その点北海道は湿度低いのでいいみたい♪) それに耳元でガンガンなるので自分では判断出来ません。人に弾いてもらうのですがその人の腕前にもよるし。(^^; 近くで聴くとガリガリの汚い音に聞こえても、ホールではとても通る良い音になったり、逆に、狭い部屋ではとっても綺麗な音に聞こえてもホールでは小さすぎたりもします。 まあ、プロじゃないんだから、あんまりホールのこと考える必要もないんですが。それよかあまり大きな音だと、難聴になるのが心配だったりして…(^^; それはそうと、マンドリンのみならず、実はヴァイオリンも2台買ってしまいました。 大人になってから始めたので、最初は、一体どの程度弾けるようになるのか見当もつかなかったしお金もなかったので、弟から借金をして14万のオールドヴァイオリンを買いました。 オールドヴァイオリンの場合は、中に貼ってある制作者のラベルは嘘っぱちのことが多いようです。私のはたしか、ストラディヴァリのコピーだとか書いてあったかな。値段のわりに良い音が出てそれなりに満足していたのですが、ある程度弾けるようになってくると、先生から、ふたことめには「その楽器じゃ、まあその程度が限度かしらね」と口癖のように言われるようになり、どうしても買い換えざるを得ない雰囲気になってしまいました。でもでも!オールドヴァイオリンって、弾き込んで良い音が出るようになってたら、買ったときよりも高い値段で売れるんです。おかげさまで全然損はしなかったですぅ〜良かったぁ〜。しかし…2台目は新作ヴァイオリンでしたが、1台目よりちょうど一桁多い値段だった…うぅ〜(;_;) 弓も一桁高かったです。 1本目は持つところが黒檀で出来ていてそれが普通なのですが、2本目は象牙に貝細工がとても美しいもので、その美しさに弾かれて、ちょっと固い手応えだったのですがそれにしてしまいました。楽器も新しくて固い音だったからダブルで固かった… 弓の横に写っているのは松ヤニです。演奏前には必ず弓にこすりつけて、弦へのひっかかりをよくします。そうしないと滑ってしまってしっかりとした音が出ません。 弓の毛は馬のしっぽの毛ですが、1年に1度くらいは張り替えないとすり減ってしまい、松ヤニを一生懸命塗ってもひっかかりが悪くなります。 弦も切れなくても古くなると音の出が悪くなるので、演奏会の少し前になると張り替えなければなりません。これがまた、けっこうなお値段で、、、1番高い弦(オリーブ)なんかだと、G線(1番太い弦)1本で、たしか2000円くらいしたっけな。今はもっと高いのかな…? やっぱ私はゴクツブシ以外の何者でもないという結論に達しましたです。はい。。 |